この日は、タンコロまつりが開催されており、108号車の事前撮影会の後、改めて会場に入場しました。
500形(初代)は、1956~57年に江ノ電の改善3か年計画に伴って導入された2車体連接車です。
完全な新造にはならず、台車は旧型車のものを流用したようです。
丸みを帯びたヨーロピアンスタイルの前面は、デザイン的に優れていると思います。
製造コストの関係で、2編成しか導入されなかったようです。
江ノ電の主力として活躍していましたが、1979年以降に導入した新造車と性能を合わせるために、1989~1990年に新造車と同じカルダン駆動方式に更新されています。
特に、502編成は車内化粧板や床材の更新も行われ旅客サービスの向上も行われました。
さらに、2000~2001年には主制御器も更新されて、新造車との連結運行も可能となり、運用、保守面での効率化も行われました。
しかし、車体構造の関係もあり、冷房化改造が困難だったため2002年に501編成、2003年に502編成が引退しました。
502編成の502号車の先頭部分は極楽寺検車区に保管され、タンコロまつりで展示されています。
1枚目は、極楽寺検車区で展示中の502のカットボディーです。

2枚目は、カットボディーの車内側です。

3枚目は、室内側の銘板部分を拡大して撮りました。
製造時の1957年(昭和32年)の東急車両の銘板、更新時の1990年(平成2年)の小田急車両の銘板が並んでいます。
